Works
外からみると何をしているのかわからないMOKUMOKUとしたデンソーが、社会のためにMOKUMOKUと働いている。名古屋で歴史のあるノリタケとコラボレーションして、デザイナーがデンソーをエンドユーザーに伝える展会を企画しました。1万7000名を超える地元の来場者と対話を通じて、モノつくりの魅力をお伝えしました。
モノづくりの始まり
デンソー社員の朝は早い。
モノを生み出すため、今日も通勤の列が連なります。
品質のデンソー
1961年に品質管理の最高権威であるデミング賞を受賞。
受賞に向けた社員全員参加での取組みが、今日も続く「品質第一」の思想や風土の礎。
一丸となって品質向上に尽力した当時の全社員5,136人の名前が刻まれています。
道具まで作る
素材適合・加工精度・耐久性を追求した刃具
用途に応じた最適な道具を自ら手作り。
部品をつくる部品も美しくつくる
精度の高い、高品質な部品は見た目にも美しいものです。その美しさを実現するのが部品製作の最終工程である研磨。
機械による作業の後、匠の技を持った人の手でより美しく正確に磨き上げられます。
何でも自分たちで作る
1970~80年代初頭に作成。
敷地境界線付近のマンホールについてはデンソーの物とわかるようにふたにデンソーマークを入れました。
モノを作る手と視線
左:ノリタケ
受け継がれる伝統
1904年の創立以来、ノリタケは日本の洋食器づくりを牽引してきました。 伝統のハンドペイントの技は、クラフトマンに代々受け継がれています。
右:デンソー
気密部品の磨き工程。
手先の感覚だけで、1/1000mmもの高い精度で部品を仕上げる。
その仕上面は虹色に輝き部品の出来栄えを象徴する。この作業や目指す水準を「虹色面を出す」と言う。
モノを作る人
モノを作る人は、似ている。集中している姿勢や真剣なまなざし。
根底にあるもの
根底にあるもの
左:ノリタケ
1957年、「我が社の精神」に基づいて社是を定め、これを実践しています。
右:デンソー
1956年に社員から募集し制定されたデンソーの社是。
モノづくりの準備
モノづくりのための支度がある。支度を整えると、気持ちが切り替わります。
手しごとの現場
一見乱雑に見えるが、手になじんだプロの道具が最も使いやすい位置に配置されています。
参考
デンソー:金型を手で削る作業
ノリタケ:お皿の絵付け作業
整理整頓
高品質のモノづくりは、整理整頓から始まる。いつでも誰でも使いやすく。
参考
デンソー:膨大なボルトを仕分ける
ノリタケ:顔料を仕分ける
作り込まれた美しさ
精緻精巧に作り込まれたモノは美しい。
参考
デンソー:SiCウェハ
ノリタケ:お皿
Member
Creative Direction: Kei Nagiyama, Tokio Haruta
Plannning: DENSO DESIGN
Design: DENSO DESIGN
Photography: DENSO DESIGN
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