外科医の腕を支えることで指先の震えを抑え、縫合や切除などの繊細な作業を安定させる補助装置。ロボットアームが医師の意図を汲むかのように腕の動きに滑らかに追従し、腕を止めたい地点で自動で停止します。
医師は腕の重心を預けた状態で手技に専念できるため、作業精度が向上し疲労も軽減されます。
これまでに類を見ない製品の開発にあたり、手術現場の観察や医師へのヒアリングを重ね、入念な分析と数多くのプロトタイプを実施しました。
デザインでは手術に対する医師の集中を最大に高める事を狙いとし、
「動く、とまる、意のままに」というコンセプトを開発。体の一部のように自在に動かせる優れた操性を目指しました。
2015 年 グッドデザイン 未来づくりデザイン賞
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