バイクは部品の露出が多いため、燃費や機動性の向上だけでなく審美性をも追求し、部品1つ1つにまでこだわりを持つライダーも多い。そこで弊社は、AIやコネクテッドといったバイク技術の進化を背景にECUはより重要な存在になると捉え、高機能ECUとしてのブランド訴求に相応しい造形に取り組んだ。
様々な情報を処理しバイクを制御している「コア」を象徴するべく、多面体の構成で中心に向かって情報が集約される様を表現。また、表面処理に差を付け、角度によって外光の反射が変化する様は情報が走っているかのような印象を狙っている。機能面においても、多面体とすることで強度を保ちながら薄型化にも成功し、搭載性向上と重量削減(*1)に貢献している。
*1:従来比約-10g
2022年 iFデザイン賞
2020年 グッドデザイン賞
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