2023.12.12
擬人化されたモノの佇まいって
昨日東京だったのですが、デリバリーロボを見かけました。
微妙に瞬きしてて芸が細かいのですが、ずっと待機状態で暇そうでした。
擬人化されたモノの佇まいって、いろいろ気を遣う必要があるんかも、と思いました。
コイツら絶対に「暇」とは思ってないけど、見る人は「暇そう」とか「やること無いのにこんなところに立たせて待機させて可哀そう」とか思って、「ロボット虐待だ!そんなことさせる企業はけしからん!」とか言い出す人も出てきそうな。。。
そう考えると単独のタスクしか出来ないって微妙かもしれませんね。
配達がない時はお掃除したり、見守りしたり、道案内したりと、やる事見つけて動けるロボになるのかな。加えて指示待ちロボの指示を出す的なのもある?
面白い。「最近のロボットは指示待ちが多くて困ったものだ」「少しは自分で考えて動けないものかね」と、ロボット側にも行動変容が求められそう(これも擬人化してるからこそ)。
「弱いロボット」に近いものがありますね。なにかしてあげなきゃという思いを抱かせるしぐさで人間の行動込みの機能ができたりするんでしょうか
おどおどしたり、間違えたり。不完結、不完全だからこそ、一緒にものごとを成し遂げたくなる「弱いロボット」。向き合っているうちに「私」と「あなた」がいつの間にか「私たち」になっているかれらとの関係性は、人同士のコミュニケーションを見直すきっかけになるかもしれません。
ひとりではなにもできない「弱いロボット」とつくる豊かな社会 | ストーリー | DIVERSITY IN THE ARTS TODAY (diversity-in-the-arts.jp)