自分が作ったもの、考えたもので人が喜んでくれることが嬉しくて、デザイナーを志しました。大学の専攻は人間工学。プロダクトデザイナーとしてデンソーに入社し、携帯電話、自動車用メーター、ロボットなどの産業機器を担当しました。また、デザインしたもののプロモーションに関わる映像やパンフレット、展示会などもデザインしてきました。海外の自動車会社のデザイン部門に出向し、カーインテリアデザインを学ぶ機会もありました。その後、広報部門に移籍し、デンソーブランドの再構築を担当。再びデザイン部に戻ってからは、経営や各部の事業戦略の共創・可視化、戦略の大元となるビジョンのデザイン、ビジョンを具体化するための研究、戦略を浸透させ拡販を有利に進める事業ブランドのデザインなど、「何をデザインするかをデザインする」ような、より上流のデザインフェーズを担当しています。何のデザインをする時も、そのデザインに「いいね!」と言ってもらえることを喜びと励みにして、今日も何かをデザインしています。
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